高齢者の就労について 生涯現役とは言うけれど

現代社会と高齢者の就労

個人的には高齢者が働くこと自体には賛成です
生活上の意欲を持つことにも繋がります

ただ、現在の社会傾向にあるように年金は期待できないからギリギリまで働かなくてはならないという状況が今後どんどん進んでいった時にどうなるのか?ということには考えてしまいます

労働者人口の減少によって足りない就労者数を高齢者や外国人で賄うというのは仕方がない側面もありますが、高齢者が就ける職種には物理的に制限があると思うのです

近未来の高齢者の就労状況

例えば高負荷の肉体労働は難しいですし、個人的には判断能力や認知能力の低下が生命の危機に関わる運転業務なども反対です。データの入力業務なども難しい方がほとんどだと思いますし、インストラクター的な業務に関しても最新の方法論に対応できない方も出てくるはずです。

そもそも現役世代のようなフルタイム勤務は想定されませんから、通勤の弁が良くさほど重労働ではない職種に集中する事になるのは必然です。

限定された職種に人員が集中する可能性が高くなるでしょう。

その業種への現役世代の志望者との席の取り合いに関しては職場ごとの判断となりますが、そのような業種での就労ができなかった高齢者は必然的に条件の悪い仕事をする事になります。

結局ブラックな働き方が老齢になっても継続するという事になってしまうように思えるのです。

高齢者の就労を増やすのであれば、高齢者が働きやすい環境を整えることが必要です。

その為の制度設計まで踏まえなければ高齢者の就労促進は非常に厳しいものになるでしょう