高齢者にオススメの日々の運動時間の確保法

自宅で行う運動

「自宅でできる運動を教えて」と利用者やご家族、ケアマネから聞かれたりしますが、その時には本当に簡単な体操を説明します。別に凝ったものだからすごい効果が期待できるというものでもないわけです。

誰でも思いつくような動き、椅子に座ったまま足首回した膝をあげたり。手を伸ばしたり上にあげたり、肩甲骨を動かす動作、首を回す動作(注:これ、勢いつけてグルグルやる人がいますが、できるだけゆっくりと大きく回すようにしましょう。首には重要な神経などが通っています万一にも損傷したら大変です)、お腹に力を入れて緩めるというのもありますし、それほど複雑なものはありません。

高齢者向けの運動量と頻度

問題なのはどのくらいやれるのか?いつやれるのか?

です。
大体が運動方法を聞いてきた時点では「やる気(やってもらう気)」は十分なのですが、毎日体操の時間を設定して実施するというのは世代を問わず大変です。

テレビCM運動法

そこで私がよくオススメしているのが、テレビCM運動法です。
簡単!毎日見ているテレビのCMになった時に動くことにするというだけ。

特に番組を決めるとか時間を決めるとかではなく、CMの時ならいつ動かしても良いというくらいの緩さで十分です。毎日テレビを見ている人なら番組がCMに入ることなどは非常に頻繁なことです。そのうち何回かに一回でも、極々少ない回数でも動かすことにするだけで運動機会が確保できるという寸法です。

毎日10セット続けるとか思う必要なし。
思い出した時にやるだけでも、普段やらない状態に比べれば何倍も良いわけです。

※図は施設で行っている準備運動のマニュアル。自宅でもできるような内容にしている

無理は禁物

高齢者の運動は無理は禁物
高負荷で小回数低頻度よりは、低負荷で高頻度の方が良いです。
回数は多い方が良いと考えがちですが、多すぎて疲労感が残りすぎその後の生活動作に支障が出るのも考えものです。継続することで体も慣れますので無理をするのではなく、コツコツと長くゆっくりと取り組みましょう。


柔道整復師(厚生労働省認定国家資格) 
機能訓練指導員・生活相談員
施設運営コンサルタント
日本通所ケア研究会認定 リハビリケア専門士 
シナプソロジー認定コーポレートインストラクター
株式会社ココラッセ 代表取締役 渡邉賢司

一号店のデイサービス ここらっせを2011年に開設。高齢者向けの運動・脳トレの各種講習会を開催。
新たなサービスやアクティビティの情報収集を常に欠かさず、時に日本全国の施設や企業へ視察を行い、
施設内で提供できるサービスの新鮮化に取り組んでいる。また、残業の発生しない効率的な業務改善や
助成金や補助金を導入した画期的な施設運営の実施。中でも中小企業庁の経営革新計画の認定を受ける他、オリジナル
マスコットキャラクターを導入するなど従来の一風変わった広報戦略について業界紙や一般紙からの取材も受ける。
他法人の都内事業所はもとより九州や東北地方などからも事業所の運営についてアドバイスを求められるている。

にほんブログ村 介護ブログへ