利用者に接する際の言葉使い

開設当社からここらっせでは職員に対して利用者へのいわゆる「ため口」を禁止しています。
この、言葉使いに関する問題はすでに医療・介護ではかなり議論されています。

・タメ口は失礼!礼儀として敬語で接するべき!
・親しみを込めて話しているのだから容認されるべき。敬語だと伝わなないこともあるし。

大筋ではこの二極論に集約されるのではないかな?と考えますが、私個人としては「礼儀として」に一票です。
私の性格的なものもあるのでしょうが、個人的な付き合いでも「敬語」を外してフランクに語るまでにはかなりの時間をかけます。それが年長者であるならばさらに言わずもがなで、結婚以来十数年の付き合いの嫁の実家の義母や義祖母にもいまだに敬語以外で接する気はありません。

これに対して「他人行儀」との指摘を親族からされたこともあるのですが、「ほおっておいてください」と「敬語で」返答しました(笑

年長者であり法人として営利で提供しているサービスを利用している利用者に対して、「ため口」と言うのは礼儀が足りないのではないか、と言うのが私の考えです。が、一方で「親しみを込めて」「伝わらない」も場面によって一理なくはないとも思っています。

ですが、ここらっせでは容認していません。
特に他施設などで勤務経験がある職員などは時折「ため口」が出ることがあるのですが、裏で注意しています(笑
会話が続く中でアクセントとして混ざることにまでは目くじらは立てていませんが、不注意での「ため口」については直すように指示しています。理由については「私が嫌いだから」で十分です。

さて、場面によって一理なくはない。と言う部分ですが
これは発する人間の持っているキャラクターに大きく左右されると思っています。
もちろんキャラクターというのは積み上げられて認知されるものですから、「自分は大丈夫なはずだ」と過信して最初から崩した「ため口」で話しかけることには反対ですが、例えば有名な毒蝮三太夫さん。

こら、ババア!

すでに「ため口」すら通り過ぎて別次元な感じですが(笑
あの方は数十年にわたって培ったキャラクターで、すでにそのような口調だと多くの方に認識されています。また、一対一での場面でも周囲にギャラリーがいる中で発していますので、一対多の場面で使われているわけです。

ですから言われた方としては周囲に対して「あの毒蝮さんにフランクに冗談を言われたワタクシ」という一種アピールのようなものを持てるわけです。ある意味でのプレミアム感、特別感ですね。

そこまで持っていけるのであればアリな場合もあるかな?とは思います。
街の居酒屋の大将と話していて、大将がフランクに「〇〇ちゃん、今日は良い肴があるぜ!」って言ってくれたら、なんとなく常連感を感じて嬉しいというような(笑

繰り返しますが、場面やキャラクターが限定されるのです。
ですから施設内で「この職員はOK」「この職員はNG」ということは出来ませんし秩序も保てません。従って施設全体としては「禁止事項にする」のは当然と思います。

あ、たまーにいらっしゃいますが、私にいきなり初対面で「ため口」で話しかけてくる人は全く信用しません(笑

 

柔道整復師(厚生労働省認定国家資格) 
機能訓練指導員・生活相談員
施設運営コンサルタント
日本通所ケア研究会認定 リハビリケア専門士 
シナプソロジー認定コーポレートインストラクター
株式会社ココラッセ 代表取締役 渡邉賢司

一号店のデイサービス ここらっせを2011年に開設。高齢者向けの運動・脳トレの各種講習会を開催。
新たなサービスやアクティビティの情報収集を常に欠かさず、時に日本全国の施設や企業へ視察を行い、
施設内で提供できるサービスの新鮮化に取り組んでいる。また、残業の発生しない効率的な業務改善や
助成金や補助金を導入した画期的な施設運営の実施。中でも中小企業庁の経営革新計画の認定を受ける他、オリジナル
マスコットキャラクターを導入するなど従来の一風変わった広報戦略について業界紙や一般紙からの取材も受ける。
他法人の都内事業所はもとより九州や東北地方などからも事業所の運営についてアドバイスを求められるている。