高齢者が歩けるようになる為に必要な運動

 はい、今回の記事のタイトルですがちょっと意味不明。
歩くというのは「運動」なわけですから、言ってしまえば「運動」のための「運動」とは?みたいなものです。
この仕事をしていると本当によく聞かれるのが「歩けるようになるにはどうすれば良いですか?」ということ。

答えは非常に簡単なんです。
「歩いてみることです」

え?わけがわからない?
いやぁ、これ本当です。が、分かりにくいのであれば答え方を変えましょう。

「実際に歩くことが練習ですが、歩ける体力をつけるためにできることは歩く以外にもあります」

運動の動作そのものが上手になる為には、その動作そのものを練習するしかないのです。
野球のピッチングが上手くなる為には投球練習は必須です。筋力トレーニングや走り込みは大変重要で、投げるボールの勢いをつけたり投げる際のバランスを取るための助けにはなります。が、実際に投げなければ投げるコツは掴めないのです。

大相撲の力士は四股を踏んで、柱にてっぽうをして、筋力トレーニングを頑張ります。ですがそれだけでは相撲は強くなりません。実際にぶつかり稽古で相撲そのものを行うことで強く上手くなるのです。

これを歩くということに置き換えてみます。
足の筋力をつけたりバランス練習をすることは歩く際の助けにはなりますが、実際に歩かなければ歩くコツは掴めないのです。せっかく得た助けの活かし方のコツが分からないわけです。

ですから施設でのトレーニングだけで歩けるようになるわけではありません。歩く練習をするための体力をつけ、トレーニングで得た筋力やバランスや可動域の改善を実際に歩いてみて助けなるようにコツをつかむ必要があるのです。

歩く練習なんかして転んだらどうするの?と言う方もいますが、転ばないように気をつけて練習してください。としか言いようがありません。手引き歩行でも、伝い歩きでも、杖を使っても、歩行器を使っても良いのです。とにかく歩く動作をたくさんすることが歩く練習なのです。

ただし、足のケアは大事です。事前に歩ける状態の足なのかの確認をして必要なら治療や調整を受けることが必要です。

 

 

柔道整復師(厚生労働省認定国家資格) 
機能訓練指導員・生活相談員
施設運営コンサルタント
日本通所ケア研究会認定 リハビリケア専門士 
シナプソロジー認定コーポレートインストラクター
株式会社ココラッセ 代表取締役 渡邉賢司

一号店のデイサービス ここらっせを2011年に開設。高齢者向けの運動・脳トレの各種講習会を開催。
新たなサービスやアクティビティの情報収集を常に欠かさず、時に日本全国の施設や企業へ視察を行い、
施設内で提供できるサービスの新鮮化に取り組んでいる。また、残業の発生しない効率的な業務改善や
助成金や補助金を導入した画期的な施設運営の実施。中でも中小企業庁の経営革新計画の認定を受ける他、オリジナル
マスコットキャラクターを導入するなど従来の一風変わった広報戦略について業界紙や一般紙からの取材も受ける。
他法人の都内事業所はもとより九州や東北地方などからも事業所の運営についてアドバイスを求められるている。