運営・経営面からの「ここちゃん」誕生秘話

今回はここらっせの運営、経営の裏話です。

ここらっせのイメージキャラクターの「ここちゃん」が誕生したのは2018年の2月です。
施設のオリジナルキャラクターを作ろうと考えてから3ヶ月で誕生というスピード企画。
今では看板、パンフレット、送迎車でニコニコと笑顔を振りまいてくれています。

そもそも何故オリジナルキャラクターをだったのでしょうか?それは何よりデイサービスでオリジナルキャラクターを活用しているところを知らないからです。キャラクター自体を持っているところはひょっとしたらあるのかもしれませんが、をのキャラクターを前面に出して積極活用している事例は知りません。

私の持論なのですが、数ある通所施設はどの施設も一長一短です。また提供するサービス内容に差異があって利用者の選択の材料になっているわけですが、どの施設にも共通する事項があるんですよね。それは「良い施設でありたい」ということ。スタッフも運営者も「ダメな施設にしたい」と思っているなんてことは無いわけです。そこは一緒。

そうなると最初に印象にのこる施設かどうかというのは、タイミング次第な部分も大きいわけですね。だから私は宣伝を重視しています。中には「宣伝に予算をかけるなら他に使い道が」という方もいるのですが、弊社にはこの部分で費用を削減できる圧倒的なアドバンテージがあります。

それは、自社内で広告宣伝、印刷に関する知識を持っていて初歩的なことなら自前で用意できることです。開設以来パンフレットやチラシ類のほとんどは社内自製で版下製作(IllustratorPhotoshopの活用)していますので、ネットで探した格安印刷工場を活用することで、一般的な施設がパンフレット類を製作する予算の数分の一以下で足りています。

また、自製しない場合でもコストをかけない方法を知っていますのでかなりの予算圧縮が可能です。例えば弊社の送迎車の車体ステッカー。一台当たり数千円程度しかかかっていません。送迎車に車体シールを貼っていない施設もありますが、私から見れば「何故に動く看板にもなる宣伝機会を放棄するのか」と不思議に思います。

中には「派手な車で迎えに来て欲しく無い」という方もいなくはありませんが、全体としてそう考える方の割合はどうでしょうか?かなりの人数の利用者や家族と接していますが、開設以来そのように言われたことは一、二度程度しかないです。

少々脱線しましたが、ここちゃんは利用者獲得だけでなく求人活動にも貢献してくれています。
当施設の前面にはここちゃんがにこやかに笑っているステッカーやのぼりが目立つように配置していますが、おかげで施設前に添付した求人募集のポスターの認知度が高まり、店頭告知ポスターを見たという方の応募も以前より多くなっています。

もちろん、利用者からも好評の声を頂いています。ここちゃんのステッカーやうちわを製作しましたが、「もっと欲しい」とお持ち帰りになられた方も多いです。
(この夏に通りすがりの方向けに「ご自由にお持ちください」で配布したうちわもかなり減っています)

この、ここちゃんですが、モチーフは桃です。
ここらっせ は福島の方言「こらっせ」から作った造語なのですが、そのために福島県の特産品である桃を被ったキャラクターという案が出ました。デザインをしてくださったのは、企業キャラクターや地域のゆるキャラなどを多数製作した実績を持つ方です。

ちなみに「ここちゃん」という名前ですが、実は正式に名付けられたものではなく、スタッフや利用者から自然発生的に名付けられたものです。ですから初期には名前がなくステッカーにも名前は記載されていません。

通常、このようなキャラクターをデザイン会社に発注すると管理職の方の月収分、下手すると数ヶ月分なんてこともあるようですが、ここでも自社で持っている知識や方法を駆使したことで、ガソリン満タン二回分、程度の費用で誕生しています。また、看板、パンフレット、車体シールやステッカーなどなど当初作成したここちゃん関係の諸々の制作物は補助金を受けて作成していますので、これも予算は大幅に圧縮されています。

利用者、家族、職員から愛着を感じてもらい、目立つことで施設アピールに繋がり、近隣の方や他事業者さらには求職者への認知度アップに貢献してくれるここちゃんは頼りになる存在です。今では現実の存在になってここらっせの一員として頑張ってくれています。

現在、ここちゃんの新たな展開も模索中です。

 

柔道整復師(厚生労働省認定国家資格) 
機能訓練指導員・生活相談員
施設運営コンサルタント
日本通所ケア研究会認定 リハビリケア専門士 
シナプソロジー認定コーポレートインストラクター
株式会社ココラッセ 代表取締役 渡邉賢司

一号店のデイサービス ここらっせを2011年に開設。高齢者向けの運動・脳トレの各種講習会を開催。
新たなサービスやアクティビティの情報収集を常に欠かさず、時に日本全国の施設や企業へ視察を行い、
施設内で提供できるサービスの新鮮化に取り組んでいる。また、残業の発生しない効率的な業務改善や
助成金や補助金を導入した画期的な施設運営の実施。中でも中小企業庁の経営革新計画の認定を受ける他、オリジナル
マスコットキャラクターを導入するなど従来の一風変わった広報戦略について業界紙や一般紙からの取材も受ける。
他法人の都内事業所はもとより九州や東北地方などからも事業所の運営についてアドバイスを求められるている。